宿泊研修にはホテルを利用するのがおすすめです。ホテルでの研修は、担当者と参加者の双方にとって嬉しいメリットがありますが、具体的にどのようなメリットがあるのかわからないご担当者もいらっしゃるのではないでしょうか。 本記事では、ホテルで研修を行うメリットについて解説。また、ホテルで対応している研修内容も紹介しますので、あわせて参考にしてください。ホテルでの研修のメリットを把握することで、宿泊研修をより効果的に実施するノウハウが満載です!
ホテルの研修はなぜ必要？
ホテルでの宿泊研修は、高い集中力を維持しながら取り組めます。
宿泊研修は社内での研修や日帰りの研修とは違い、自宅に帰らず継続的に実施できるのが特徴。流れが途切れず一度で完結できるメリットがある反面、拘束時間が長くなり、社員がストレスを感じやすい側面もあります。
ホテルでの宿泊研修を実施することにより、非日常的な空間のなかで適度にリフレッシュしながら研修を受けられます。
懇親会付きの研修プランを組むことで、日常を離れた空間での社員同士のコミュニケーションで親睦を深めることも可能です。
「参加者同士のつながりを強化したい」「仲間意識を高めたい」という目的で実施する場合も、ホテル研修はおすすめです。
ホテルで研修を行うメリット5選
ホテルで実施する研修には、次のようなメリットがあります。
・研修に必要な食事・会議室・宿泊施設がそろっている
・おしゃれな研修施設で社員のモチベーションが上がる
・研修プランがあれば担当者の負担が軽減する
・リゾートや温泉地の研修施設ならリフレッシュが可能である
・ホテルスタッフが研修の進行をサポートしている
研修に参加する社員はもちろん、研修を計画する担当者にとっても大きなメリットではないでしょぅか。どのようなメリットが得られるのか、実際に見ていきましょう。
1.研修に必要な食事・会議室・宿泊施設がそろっている
宿泊研修を実施するとなれば参加者の食事をはじめ、会議室や宿泊施設を準備する必要があります。準備には時間と手間がかかるため、担当者は大きな負担となるでしょう。しかし、ホテルを利用すれば宿泊研修に必要なものがそろっているので、担当者が一から準備する必要がありません。
またホワイトボードや机、椅子など、研修施設に必要な備品の準備も依頼でき、合宿研修施設として最適。社内以上に本格的な研修を実施が可能です。
2.ラグジュアリーな施設で社員のモチベーションが上がる
社員の研修に対するモチベーションを上げたいときは、ラグジュアリーなホテルでの実施がおすすめ。スタイリッシュなラウンジや、日本庭園を再現した中庭など、非日常的な空間は特別感を演出できます。
社内での研修はいつもと変わらない光景でメリハリがつきにくいもの。ラグジュアリーな施設を利用することで、参加する社員は意欲的に取り組めるようになります。
3.研修プランで担当者の負担を軽減できる
ホテルによっては研修プランを用意しているところもあります。通常、社内研修を実施する際は計画立案から準備、運営まで担当者が行わなければいけません。
研修プランを利用するとコンシェルジュが担当者と一緒になり、計画立案から実施運営までトータルサポートしてくれます。担当者が単独で行うよりも、負担を大幅に軽減できます。
特に、人材不足によって研修の準備にあまり時間をかけられない企業にとって、大きなメリットです。研修プランを利用すれば、担当者の負荷を減らしながら効果的な研修を計画できます。
4.リゾートや温泉地の研修施設ならリフレッシュ
宿泊研修に参加する社員は、朝から晩まで研修漬けの生活を送ることになります。ストレスが溜まりやすく、モチベーションが低下する恐れがあるため注意が必要です。
研修施設がリゾートや温泉地などリフレッシュできる環境にあれば、参加者は適度にストレスを発散できるため、集中力を維持しやすくなります。
リゾートや温泉地まで行くのは、金銭面や距離的に難しいこともあるでしょう。その場合は、ホテル内にある施設にこだわるのがおすすめです。ジムやカラオケといった気分転換できる施設、中庭やテラスなど開放感のある空間は、参加者のリフレッシュにつながります。
5.ホテルスタッフが研修の進行をサポート
効果的な研修を実施するためには、スムーズな進行であることも重要なポイントです。ホテルで研修すると、ホテルスタッフが進行をサポートしてくれることがあります。接客業のプロであるホテルスタッフがサポートしてくれるため、配慮が行き届いた研修を実施できます。
例えば、研修を行うなかで、グループディスカッションが必要になる場面が出てくるでしょう。レイアウトを変更する際にはスタッフが対応してくれるため、時間をかけることなくスムーズに進められます。
細やかなサポートはスムーズな進行を可能にするだけでなく、担当者にとっても心強い存在となるでしょう。
ホテルなら幅広い研修内容に対応可能
ホテルでよく実施されている研修内容には、以下のものがあります。
・新入社員や管理職の研修
・技術職の研修
・セミナー型の研修
・ワーケーション型の研修
ホテルで実施することでどのような効果が得られるのか、それぞれ詳しく解説します。
新入社員や管理職の研修
新入社員や管理職を対象とした研修では、複数人でディスカッションしたり作業したりするグループワークを行うことが多くあります。
グループワークを実施するためには、参加者全員が収まる会場に机と椅子、ホワイトボードやスクリーン、プロジェクターなどの準備が必要です。会場が広い場合は、マイクや音響設備もあると便利です。研修プランがあるホテルでは研修に必要な設備・備品がそろっているため、スムーズに実施できます。
また、新入社員や管理職の研修は、横のつながりを強化することも狙いの1つです。ホテルでは研修後に宴会を開けるため、参加者はコミュニケーションをとりやすくなります。参加者同士の距離が縮まれば、団結力向上が期待できるでしょう。
技術職の研修
社会をより豊かにするための技術を開発する技術者には、問題発見能力やコミュニケーション能力、複数の業務を同時にこなす力などが求められます。他の職種に比べると専門性が高く、研修期間は長引きやすい傾向にあります。
ホテルで研修すると、朝から晩まで流れが途切れることなく研修に没頭できます。通常の研修であれば前回の復習から始めるところ、ホテルの研修では短期集中で行えるため復習の必要がありません。即戦力となる人材を効率よく育てられます。
セミナー型の研修
セミナー型の研修では、講師が一方的に教える場面が多くあります。参加者は話を聞くだけのスタイルになってしまうため、集中力やモチベーションを下げない工夫が必要です。
ホテル内にはおしゃれなカフェや美しい中庭などがあり、非日常的な空間を楽しめます。普段のオフィスとは雰囲気が異なるため、気分を高めるのに役立つでしょう。研修に対する集中力やモチベーションを保ちやすくなり、より効果的なセミナー型の研修を実施できます。
また、セミナー型の研修ではスクリーンやプロジェクターを用いるのが一般的です。レンタルしたり持ち運んだりするのは大変ですが、研修プランがあるホテルには完備されていることが多いため、担当者がわざわざ準備する必要がありません。
ワーケーション型の研修
ワーケーション型の研修にはリゾートホテルがおすすめです。海岸や高原、湖畔など自然に囲まれていることが多いリゾートホテルは、適度にバカンス気分を味わえるため、仕事と休暇を上手く両立できます。
特に軽井沢や伊豆、湘南など保養地や観光地として人気が高い場所にあるホテルは、参加者から好評を得やすいでしょう。ホテルによっては、ヨガやハイキングなどを体験できるところもあります。リフレッシュしながら研修に参加できるため、社員は高い集中力とモチベーションを維持したまま取り組めます。
全国展開のプリンスホテルで目的に合った宿泊研修を
全国展開のプリンスホテルは、最適な環境での宿泊研修が可能です。
プリンスホテルでご用意する研修プランでは、立案から運営までサポートいたします。ご担当者のご負担を軽減して、効果的な宿泊研修を実施いただけます。
品川や新横浜などアクセス良好の都市型ホテルから、軽井沢、伊豆などのリゾート型ホテルまで選択肢は豊富。「移動距離が少ない場所で研修したい」「都会の喧騒から離れた場所で研修したい」など、目的に合わせて選べます。
まとめ
ホテルで研修すると、担当者は準備や後片付けの負担が減り、参加者は非日常的な空間のなかで取り組めるようになります。どちらにとってもメリットが大きく、宿泊研修でありがちな「準備が大変」「集中力が切れる」「モチベーションが下がる」といったデメリットを解消できます。とはいえ、ホテルは宿泊施設なので、研修に必要な設備・備品を必ずそろえているわけではありません。
そこで、おすすめなのがプリンスホテルです。研修に必要な設備・備品が充実しているのはもちろん、研修プランも豊富に用意されています。研修に適したホテルを探している方にぴったりです。プリンスホテルは全国に展開しているため、立地から選んでみるのもよいでしょう。
